ある刑務所長の手記―伊勢ともか先生作品ファンサイト

裏サンデーにて連載中(毎週金曜更新)の漫画「懲役339年」のファンサイト。登場人物・用語や考察など。

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劫火の教典 25話

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 握手会場に来ていた車椅子の女の子に向けて、歌を歌う王崎タカト。彼が女の子の手を引いた瞬間・・・なんと歩けないはずの女の子が立ち上がったのだ。タカトが歌うのをやめた途端倒れ込んでしまうが、たしかに自分の足で立ち上がれたことに、もっと歌を聴かせてほしいと涙を流しながらタカトに懇願する。陸上部だった彼女の「また走れるようになりますか」、という質問に対しタカトは「心に火を灯し続ければきっと・・・」と答えるのだった。
眼前で起きた奇跡のような出来事に佐野栞は驚愕する。パフォーマンスではないかと疑う軽井沢ねねだが、栞を含む会場内の全員から、タカトに向けられた眼差しに異様さを感じる。

 握手会が始まった。王崎タカトを目の前にして大騒ぎの栞。その後ろに思い詰めた表情で並ぶねねは、先程のライブで見た光景と過去の記憶を思い出していた。色々考えを巡らせているうち、ついにねねの番が回ってくる。タカトはねねに笑顔で話しかけながら、突然衝撃的な事実を告げた。

25-2

「君のご両親を殺したの・・・実は俺なんだ。」


劫火の教典 24話

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 軽井沢ねねは、激しい炎の演出とそこに立つ王崎タカトを見て、幼き日の忌まわしい記憶を脳裏に浮かべていた。あの現場にいたのは・・・?勘違いだろうと思うねねの隣で、いきなり佐野栞が大声を上げる。チケットの抽選番号で、ライブ後の握手会に当選したというのだ。ねねも自分のチケットと張り出された抽選番号を照らし合わせる。すると、ねねも握手会に当選していたのだった。

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 抽選に外れた鈴木麻知子は先に帰宅、ねねと栞は握手会場へと足を運んだ。自分の疑念は王崎タカトに会えばはっきりするはず、私自身で確かめないと。速坂恭一に電話をかけようとした手を止め、ねねはそう決心する。間もなく王崎タカトが登場し、黄色い声援に包まれる会場。するとタカトはすぐに、家族連れで握手会に来ていた車椅子の女の子の傍に跪いた。「『体の火』が消えかかっている」。そう言うとタカトは女の子の手を取り、歌を歌い始めた・・・。


劫火の教典 23話 心の火

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 雛神事件犯行グループの一人、松浦駿の死刑に立ち会った検察官・榊正典。彼は大学の後輩である速坂恭一と待ち合わせをしていた。恭一は雛神事件について、榊に聞くために呼び出したようだ。


 一方、佐野栞に連れられて王崎タカトのライブ会場へとやってきた軽井沢ねねと鈴木麻知子。照明が消え、王崎タカトの登場とともに、にわかに盛り上がる場内。勿論、王崎タカトの熱狂的ファンである栞もノリノリである。予想以上の熱狂ぶりに、少しあっけにとられるねねだったが、麻知子の言葉で今は気分転換にライブを楽しもうと決める。
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ライブも中盤に差し掛かったころ、王崎の涙を流すほど感情のこもったMCで会場の盛り上がりは最高潮に。しかしなにかがおかしい、と違和感を覚えるねね。これはただの熱狂ではない、周囲の群衆の異様な表情・・・これはまるで・・・。見覚えのある”それ”に不気味さを感じたとき、ステージの演出が更に忌まわしい記憶を想起させる。


軽井沢陽花

軽井沢陽花

 軽井沢浩二の妻で、ねねの母。軽井沢家の生活を支えようと独り奮闘する浩二を、とても気にかけている。1話の時点で、新たに子供を身籠っていることが判明した。
浩二が光光会の協力により劫火の教典を発掘することに成功した、その祝いの場へねねとともに訪れる。その日の夜、陶山大光が教典の力を得ようと行った神賜の儀で、浩二が教典を略奪した騒ぎのさなか、シシバによってねねと一緒に人質として雛神神社へ連れ去られてしまう。その後、取り引きで劫火の教典を手中に収めたシシバの手により、人柱として眠らされた状態のまま刺殺される。最期は元光光会信者の偽装工作で浩二とともに鳥居に吊るされ、神社ごと焼かれてしまった。


刑務所長
H.N. 弾丸



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