常ににこやかな表情を湛える、光光会広報部部長。組織の黎明期に入信した信者である。宗教においてトップダウン(組織の上層部が意思を決定し、それに下の者が従う管理方式)であることが、結束を高めるために最も重要であると理解しており、そのため光光会における教祖・陶山大光の存在が絶対的だという演出を徹底して行った。
常ににこやかな表情を湛える、光光会広報部部長。組織の黎明期に入信した信者である。宗教においてトップダウン(組織の上層部が意思を決定し、それに下の者が従う管理方式)であることが、結束を高めるために最も重要であると理解しており、そのため光光会における教祖・陶山大光の存在が絶対的だという演出を徹底して行った。
光光会第4支部(文化部)副部長。組織の重要なポストを占める人物の一人で、軽井沢浩二を聖主・陶山大光と引き合わせた。文化活動を主とする支部に所属しているだけあって、鑑暮遺跡や空白の四世紀など日本の古代史についてそれなりに詳しい。神賜の儀において、陶山大光の傍に位置し陶山の言葉を代弁するなど重用されていたようだが、後に裏切りが判明。「劫火の教典」により力を手に入れたシシバに寝返り、共に裏切った3人の光光会信者と軽井沢夫妻の死体の後処理を行った。その後、松浦を含む4人は軽井沢夫妻放火殺人の罪を被り警察に自首している。
◆七年後
東京拘置所に死刑囚として収監されている。髪が全て白髪になっており、瞳はどこか虚ろ。17話にて、放火殺人の件で共謀した他の元光光会信者3人と同日に死刑が執行された。しかし執行直前の彼は余裕の笑みを浮かべるほど異様に落ち着き払っており、また最近は「自分は死なない」など謎の発言をしていたという。絞首刑により、8月2日午前9時52分死亡。
栞の家で王崎タカトの映像を見ながらライブの”予習”をさせられているねねと麻知子。タカトの良さを伝えようと熱く語る栞だったが、麻知子は全く興味を示さず、ねねに至っては連日の寝不足もあってか眠ってしまっていた。寝不足の原因は――あの夢。”雛神事件”の現場にいたという5人目の犯人・・・勘違いに決まってるとねねは思うが、もう3日も連続で同じ夢を見続けていたのだった。
今更誰に言っても信じてはもらえないだろう。でも恭一なら・・・ねねは思う。こいつはこいつなりに、私の言ったことを大真面目に全て受け止めてくれた。迎えに来た恭一に、ねねは思い切って夢の話を打ち明ける。あの事件はまだ終わってない気がする・・・あそこにはもう一人いたんだ、と。恭一は答えた。
「きっとそのもう一人の犯人というのは・・・あなたが心のなかで作り出したものではないでしょうか?」
”雛神事件”の現場にはもう一人、五人目がいた・・・?今になって思い出された七年前の記憶、勘違いだと思い込もうとするねねだが、どうも腑に落ちない。元気の無い様子のねねを気遣う栞と麻知子は、週末一緒に遊びに行くことを提案する。ここぞとばかりに、最近熱を上げているミュージシャン”王崎タカト”のライブチケットを取り出す栞。興味なさげにスルーする二人だったが、結局週末は三人でライブに行くこととなった。
”ベスト壁ドニスト2016”発表会会場では、受賞者の王崎タカトによる壁ドン実演が行われていた。裏で彼の出待ちをしている”週刊スマート”のデスク鳥原光二。鳥原は、”雛神事件”被害者の娘のコメントを取ってこられなかったという記者の岸田勇気を叱責する。親の仇が死んだ悲劇の少女の心のうちを、みんな知りたいに決まっていると熱弁する鳥原。「それにな・・・ここからは俺の推測だが・・・この事件は・・・」
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